アルファードの社外フロアマットを探していると、候補に入りやすいのがFJクラフトのプレミアムシリーズだと思います。純正ほどの金額はかけたくない、でもせっかくアルファードに敷くなら安っぽく見えるものは選びたくない。このあたりで止まっている方が多いのではないでしょうか。
さらにプレミアムシリーズとなると、気になる点がもう少し増えてきます。
- スタンダードとの違いは、実際に敷いて感じられるのか
- アルファードの内装に対して質感は足りるのか
- 一段上のグレードを選ぶだけの価値があるのか
私は30系アルファードでFJクラフト・プレミアムを約2年間使い、乗り換えた40系アルファードでも同じプレミアムシリーズを敷いています。
カタログの数字ではなく、2台の自分の車で見てきた状態をそのまま書きます
敷いたときの見え方、質感、掃除するときの扱いやすさ、そして約2年使ってへたりが出たかどうかまで、写真とあわせてまとめました。同じところで迷っている方の判断材料になればと思います。
FJクラフトのプレミアムシリーズは6色展開で、フロアマットとラゲッジマットがセットになっています。サイドステップは別売りなので、そこまで揃えるかどうかで総額が変わります。年式やグレードで設定も分かれているので、先に構成を見ておくと予算の見当がつきます。※40系用はアルファード・ヴェルファイア共通の設定です
【結論】アルファードにFJクラフト・プレミアムはおすすめできる


FJクラフト・プレミアムは、アルファードに選んでも後悔しにくいフロアマットです。
30系アルファードで約2年、そのあと40系でも使ってきましたが、フィッティングでも日常の使い勝手でも困った場面はありませんでした。アルファードの内装に対して浮くこともありません。
スタンダードシリーズとの差が出るのは、毛足の長さと、踏んだときの感触です。同じFJクラフトの中でも、実際に踏み比べればスタンダードとプレミアムの差ははっきり分かります。 カタログの言葉づかいだけの違いではないので、質感で迷ってプレミアムを候補に入れているなら、そこは期待して大丈夫です。


使っていていちばん良さを感じるのは、高級グレードらしい質感と、日常での扱いやすさが両立しているところだと感じます。フェルト裏地で比較的軽いので掃除のときに取り外しやすく、カラーやデザインの選択肢も揃っているので、内装に合わせて選べます。
フロアマットの高級グレードというと、毛足の長さや重厚感にばかり目が行きやすいところがあります。
ただ、アルファードは家族で乗る時間が長い車ですから、汚れたときにすぐ戻せるか、汚れやすい場所までカバーできているかも、同じくらい毎日に関わってきます。FJプレミアムは見た目だけでなく、その普段使いまで含めて考えやすいフロアマットです。
「FJプレミアムをアルファードに選んで大丈夫か」という一点に対しては、2台で使ってきた経験から、おすすめできると答えます
高級グレード同士で比べたときにどこが分かれるのかは、後半で整理します。
40系アルファードに実際に装着してレビュー


社外フロアマットで不安になりやすいのは、アルファードの内装に本当に合うのか、車種専用品といっても少し浮いた感じにならないか、というあたりではないでしょうか。
ここから先の写真は、40系アルファードに実際に敷いた状態です。フロアの形に沿っているかどうかは文章よりも写真のほうが早いので、まずは実車の様子を見てもらえればと思います。
カラーはミックスグレーを選択
私が選んだのはミックスグレーです。30系のときも、40系に移ってからも、アルファードの落ち着いた内装に自然と馴染みました。ブラック一色ほど足元が重く見えず、細かい砂やゴミが目立ちにくいのも、家族で乗る車としては助かります。


これは見た目の好みだけの話ではありません。ブラックにすると砂やホコリがはっきり見えるぶん、気になって掃除機を出す回数も増えやすくなります。掃除の手間まで含めて考えるなら、色選びは実用面の判断でもあります。
FJクラフト・プレミアムは6色展開なので、内装や好みに合わせて選べます。フロアマットはブラック系の無難な選択に落ち着きやすいところですが、車内の雰囲気まで自分で決めたい人にとっては、この選択肢の多さがそのままメリットになります。
運転席・助手席


運転席はペダル周辺まで形状に沿って収まっています。固定位置も合っていて、使っていて大きなズレや浮きは出ませんでした。
アルファードのような車は足元が広いぶん、形の合っていないマットは意外と目につきます。その点、FJクラフトは車種専用品らしく、社外品を無理に合わせたような不自然さがありません。


助手席側も同じで、フロア形状に沿ってぴたりと納まっています。
2列目


アルファードでフィッティングがいちばん気になるのは2列目ではないでしょうか。スライドレール周辺やシート下は形状が複雑ですし、ファミリーカーとしては使用頻度も高い場所です。
敷いてみると、レール周辺からシート下まできれいに沿っていて、見た目のまとまりも出ました。毛足がある分、面積の広い2列目ではスタンダードとの見え方の差も出やすくなります。


シート下のフィッティングも文句なしです!


3列目・ラゲッジ


3列目も専用形状で、取り付けで手こずることはありませんでした。使用頻度が低い方もいると思いますが、前席から3列目まで同じ生地で揃うと、車内全体の印象がまとまります。


ラゲッジも専用品として過不足なく敷けて、日常で使っていて干渉なども出ていません。アルファードは人だけでなく荷物も多く積む車ですから、ラゲッジマットが最初からセットに含まれているのは助かります。
サイドステップ
FJクラフトで気に入っている部分のひとつが、サイドステップ周辺のカバーです。


アルファードは車高が高いぶん、乗り降りのときにサイドステップへ靴が当たりやすく、砂や泥も付きます。子どもが乗る家庭で、ここをきれいなまま保つのはなかなか難しいですよね。
2列目のステップもカバー範囲が広いので、お子さんがいるご家庭でも安心して使えると思います


マットで広い範囲をカバーしておけば、汚れたときはマット側を掃除するだけで元に戻せます。見た目の高級感には直結しない部分ですが、毎日乗っていると差が出るところまで作り込まれているのは、FJの良さです。
FJプレミアムの強みは「高級感だけ」ではない
プレミアムという名前を見ると、どうしても毛足やフカフカ感に注目が集まりやすいところがあります。ただ、2台にわたって使って感じたFJプレミアムの強みは、高級グレードとしての質感を保ちながら日常で扱いやすいという、そのバランス側にあります。
フェルト裏地で軽く、取り外しやすい


FJクラフトのフロアマットは裏地がフェルト仕様です。プレミアムシリーズも持ち上げたときの重さが負担になりにくく、掃除のときに外しやすいと感じます。
アルファードはマット1枚が大きいので、外して運ぶ動作に重さがそのまま出ます。我が家で外しているのは運転席と助手席で、汚れが目立ってきたなと思ったタイミングでマットを引き上げ、ついでにフロア側にも掃除機をかけています。


2列目は敷いたまま掃除機をかけることが多いですが、「ついでにさっと外す」ができるかどうかはマットの重さでかなり変わるので、軽さそのものが実用面の価値になっていると感じます。
高級マットは重いほど良い、という見方もありますが、重さと質の高さは別のものだと考えています。重厚感を出したいなら重量は魅力になりますし、頻繁に外す人にとっては軽いほうが助かります。
重い=高級ではありません。前席のマットを外してフロアまで掃除機をかけるなら、この軽さは毎回ありがたいです
なお、フェルト裏地というと水が染み込みそうに思えますが、生地とフェルトの間には防水層が設けられた構造になっています。私も購入前に気にした部分ですが、フェルト裏地というだけで候補から外す必要はありません。
毛足が扱いやすく掃除しやすい
FJプレミアムは高級グレードではありますが、毛足のボリュームを前面に出したタイプではありません。そのぶん砂や細かいゴミが深く入り込みにくく、掃除機をかけたときに奥のゴミが取れないというストレスが少なくなります。
これがいちばん効いてくるのは2列目です。2列目はスライドレールがあるので、わざわざマットを外してまで掃除する人はそう多くないはずで、実際には敷いたまま掃除機をかけて終わらせる場所です。
そのときに毛足が長いと、奥に入り込んだ砂がなかなか出てこなくて、同じところを何度も往復することになります。外しにくくて広い2列目こそ、毛足が深すぎないFJプレミアムの掃除のしやすさがはっきり出る場所です。
毛足を最大化する方向ではなく、質感と扱いやすさのバランスを取った作りだと考えると、どういう人に向いたマットなのかが見えやすくなります。アルファードをファミリーカーとして使うなら、この方向性は日常でかなり助かります。
6色展開でデザインを選べる
今でも大きな強みだと感じているのが、デザインの選択肢です。プレミアムシリーズは6色展開されていて、ブラックやグレー以外からも内装や好みに合わせて選べます。私が選んだミックスグレーも、単色にはない濃淡があります。
フロアマットは車内で目に入る面積が大きいので、色が変わると足元の印象もはっきり変わります。だからこそ、できるだけ高級に見せたいという基準だけでなく、内装と色を合わせたい、少し自分らしい車内にしたいという人には、選択肢の多さがそのまま強みになります。
30系アルファードで約2年使って分かった耐久性


フロアマットは買った直後の見た目だけでは判断できません。30系アルファードでは約2年間使い続けました。
その間、毛足が大きくへたって見た目が崩れることも、フィッティングが甘くなることもありませんでした。もちろん走行距離や使い方、掃除の頻度で状態は変わるので、何年もつと言い切れるものではありません。
ただ、私が30系で約2年使った範囲では、耐久性を理由に後悔したことは一度もありません。


毎日踏まれる場所に敷きっぱなしにするものなので、2年経っても見た目がほとんど変わらなかったという事実は、それだけで判断材料になると思います。
唯一気になるのは、重厚感を最優先すると物足りないこと
とはいえ、すべての人に一番合うとは思っていません。気になるとすれば、毛足のボリュームや重厚感を最優先する人は、もう一段欲しくなる可能性があるという一点です。
FJプレミアムだけを使っていた30系のときは、これといった不満はありませんでした。スタンダードより質感は上ですし、アルファードに敷いて安っぽいと感じたこともありません。


方向性の違いが分かったのは、40系でホットフィールドのProfoundを使ってからです。Profoundのほうが私の好みに合ったのは、毛足のボリューム、ずっしりした重厚感、敷いたときの存在感、そして足元まで含めた高級感でした。



私はアルファードのフロアマットにこの部分を求めているので、今もう一度高級グレードを買うならProfoundを選びます
ただ、これはFJプレミアムの品質が低いという話ではありません。FJには軽さや扱いやすさ、デザインの選択肢という別の強みがあります。同じ高級グレードでも伸ばしている方向が違うので、自分がどちらを求めているかで答えが変わってきます。
FJプレミアムとProfound、結局どっちを選ぶ?


どちらが合うかは、フロアマットに何を求めるかで分けると整理しやすくなります。
| 比較ポイント | FJプレミアム | Profound |
|---|---|---|
| 高級グレードとしての質感 | ||
| 軽さ・扱いやすさ | ||
| デザイン・カラー | ||
| 毛足のボリューム | ||
| 重厚感 | ||
| 掃除のしやすさ | ||
| 足元の高級感 |
FJプレミアムを選ぶ人


FJプレミアムが合いやすいのは、次のような人です。
- 高級グレードらしい質感は欲しい
- 重すぎるフロアマットは避けたい
- 掃除のときに外しやすいほうがいい
- フェルト裏地の落ち着いた質感が好み
- 柄やカラーにもこだわりたい
- 見た目だけでなく実用性も重視したい
この条件に当てはまるなら、FJプレミアムは有力候補です。Profoundのほうが重厚感があるからという理由だけで、FJを候補から外す必要はありません。
Profoundを選ぶ人


反対に、毛足のボリュームを最優先したい、ずっしりしたマットが好き、足元まで高級感をしっかり出したい、という方なら、Profoundまで見てから決めたほうが後悔しにくくなります。
毛足がある分、2列目を敷いたまま掃除するときの手間は少し増えますが、私はそこを承知のうえで足元の見え方を優先しています。掃除にかかる数分と、乗り込むたびの満足感を天秤にかけて、後者を取っているという感覚です。
40系アルファードでProfoundを使ったときの質感や、FJプレミアムとの違いは、こちらの記事に詳しく書いています。


FJクラフト・プレミアムを選んでいい人
ここまで書いてきた比較のなかで、軽さ・扱いやすさ・デザイン性に魅力を感じているなら、FJプレミアムはそのまま候補に残して大丈夫です。
高級グレードだからといって、毛足や重厚感だけで選ばなければいけないわけではありません。アルファードを家族で使い、掃除のしやすさや取り外しやすさ、カラー選びまで含めて考えたいなら、FJプレミアムはその条件によく合っています。
質感にはこだわりたい、でも日常での扱いやすさも捨てたくない。この2つを並べたい人との相性が特に良いです。
社外フロアマット全体から選び直したい場合は、メーカーを比べる前に標準グレードと高級グレードのどちらにするかを決める話を、別の記事にまとめています。


まとめ|FJプレミアムは今でもアルファードの有力候補
FJクラフト・プレミアムは、アルファードに選んでも後悔しにくいフロアマットです。30系で約2年、40系でも使ってきた経験から、毎日の掃除や色選びまで含めて考える人には、今でも第一候補になり得ると感じています。
一方で、毛足のボリュームや重厚感、足元の高級感を最優先するなら、私はProfoundを選びます。ただ、それは私の優先順位がそちらにあるというだけの話で、どちらが上かという比較ではありません。
出かけたあとに足元の汚れが目について、運転席のマットを外してフロアまで掃除機をかける。そのときに軽くて助かったと感じるか、それとも乗り込むたびのずっしりした足元が欲しいか。自分の車での過ごし方を思い浮かべたとき、どちらが先に浮かぶかで答えは決まってきます。
FJクラフトのプレミアムシリーズは6色展開で、フロアマットとラゲッジマットがセットになっています。サイドステップは別売りなので、そこまで揃えるかどうかで総額が変わります。年式やグレードで設定も分かれているので、先に構成を見ておくと予算の見当がつきます。


