新型シエンタのフロアマット、純正にするか社外品にするか……。
「コスパを重視したいけど、失敗はしたくない…」と悩む方も多いのではないでしょうか?
私自身、これまで新車には10年近く社外フロアマットを取り付けてきました。
その理由は、大きく2つあります。
- 圧倒的なコストパフォーマンス
- フロアマットはリセールに影響しない
とくに2つ目は重要なポイントです。
純正を選んでも、査定額が上がることはありません。
だからこそ、「高品質で適正価格な社外マット」を選ぶことは、車の維持費を抑えるうえで非常に賢い選択肢だと考えています。
今回は、私が実際に選んだ「FJクラフト スタンダードシリーズ」のフロアマットを例に、10系シエンタにぴったりの社外マット選びについてレビュー形式で詳しく解説していきます。
- 社外品って実際どうなの?
- FJクラフトの評判は?
- 納車に向けて準備したいけど、失敗したくない!

そんな方の参考になれば幸いです!
ではまず、今回取り付けたフロアマットの内容からご紹介していきます。
FJ CRAFTスタンダードシリーズ


今回、新型シエンタに選んだフロアマットは、FJ CRAFT(エフジェイクラフト)という国内メーカーのスタンダードシリーズです。
まずは、FJクラフトがどんな会社なのか、ざっくりご紹介します。
会社名 | 株式会社FJ CRAFT |
所在地 | 〒649-7207 和歌山県橋本市高野口町大野1844-99 |
生産地 | MADE IN WAKAYAMA(国内生産) |
電話番号 | 0736-26-7083 |
営業時間 | 09:00 ~ 17:00 |
購入方法 | 楽天市場・Yahoo!ショッピングなど |
FJクラフト以外にも、「YMT」や「ホットフィールド」といった、有名な社外フロアマットメーカーがあります。



この3社は、いずれも楽天市場でレビュー評価が高く、社外品の中でも安心して選べるブランドです
私がその中でFJクラフトを選んだ理由は、スタンダードシリーズにおいて価格・デザインのバランスが抜群に良かったこと。
これまで何度か取り付けていますが、フィッティングや耐久性に不満を感じたことは一度もありません。
その安心感から、今回のシエンタでも自然と「FJクラフトを選ぼう」と思えました。
購入したフロアマットの詳細


- 生地…スタンダードタイプ
- カラー…ウェーブ・グレー
- 裏素材…ゴムスパイク
プレミアムタイプと迷いましたが、今回はコスパ重視でスタンダードタイプを選択。
質感を求めるならプレミアムも魅力的ですが、日常使い+予算重視ならスタンダードがベストだと感じました。



プレミアムタイプはふかふかで質感は高いですが、コスパで重視ならスタンダードシリーズに軍配が上がります!
FJクラフトのマットは、裏地を「フェルト」か「ゴムスパイク」から選ぶことができます。
私はいつも「ゴムスパイク」派でしたが、2024年春からはすべてフェルト仕様に変更される予定とのことです。


納得のいく選択のために「無料サンプル」を活用
FJクラフトでは無料で生地サンプルを送ってもらえるサービスがあります。
納車前のタイミングでも、実際に手に取ってじっくり検討できるのは非常に心強いです。



納車までの時間が楽しくなりますね!


上段が「プレミアムタイプ」、下段が今回選んだ「スタンダードシリーズ」
カラーは左が「グレー」、右が「ブラック」になります。



プレミアムタイプでも純正品に比べれば圧倒的にコスパがいいので、後悔しないため、ぜひ無料サンプルを取り寄せてじっくり検討してみてください!
ちなみに、40系アルファードにはホットフィールドのプレミアムタイプ「profound(プロフォンド)」を取り付けました。
プレミアム系のマットが気になる方や、質感重視で選びたい方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。


それでは次に、「なぜ10系シエンタには社外フロアマットが向いているのか?」について、4つの理由から解説していきます。
10系シエンタは社外フロアマットにすべき4つの理由
まずは、純正品と社外品の違いを比較表にまとめてみました。
「価格」「フィッティング」「リセール」など、気になるポイントを整理したうえで、本記事ではその中でもとくに注目すべき4つの理由を掘り下げて解説していきます。
純正品 | 社外品 | |
---|---|---|
価格 | 高い | 安い |
品質 | 良い | 良い |
デザイン | 限定 | 豊富 |
フィッティング | 良い | 良い |
取り付け | ディーラー | 自分 |
長期保証 | あり | なし |
リセールバリュー | 影響なし | 影響なし |
※気になる理由をクリックするとジャンプできます
圧倒的なコストパフォーマンス
まずは、FJ CRAFTと純正品の価格を比較してみましょう。
純正品 | FJ CRAFT |
42,900円(デラックス) 33,000円(ベーシック) | ラゲッジ・サイド付き) 16,980円(フロアマットのみ) | 24,980円(
一見すると「ベーシックならそこまで価格差ないのでは?」と思われるかもしれませんが、実は純正にはラゲッジマットが含まれていません。
純正マットは3列目までの足元マットのみ。
ラゲッジマットを追加すると、さらに13,200円が上乗せされます。



ラゲッジは荷物をバンバン置くので、傷防止のためにも必需品ですよね
これを踏まえると、純正品を選んだ場合の価格は以下のようになります。
- ベーシック(フロアのみ):33,000円
- ベーシック+ラゲッジ:46,200円
- デラックス(フロアのみ):42,900円
- デラックス+ラゲッジ:56,100円
そして、ここがポイント。



FJクラフトならこうなります!
フロアマット+ラゲッジマット+サイドステップマット→24,980円(税込)
ラゲッジだけでなく、純正ではそもそも設定がないサイドステップマットまでついてこの価格は、かなり魅力的です。
さらに、楽天市場で定期的に開催されている「お買い物マラソン」や「スーパーセール」のタイミングで購入すれば、ポイント還元も加味して、実質2割以上お得に購入できることもあります。
次章では、その「ラゲッジマット」「サイドステップマット」の存在がどれほど便利なのか、詳しく解説していきます!
サイドステップマットとラゲッジマットがある
2つ目の理由は、FJクラフトならフロアマット以外の“欲しい場所”までカバーしてくれるという点です。
純正には存在しない「サイドステップマット」
たとえば、アルファードには純正オプションでサイドステップマット(エントランスマット)の設定がありますが、実は10系シエンタには純正でその設定がありません。



こちらがマット未装着の状態です!




サイドステップは乗り降りで靴が当たりやすく、汚れやすい場所。
特に小さなお子さんがいるご家庭では、泥のついた靴でそのまま乗るというのもよくある話です。
でも、FJクラフトのセットならそのサイドステップマットが最初から付属しています。









このようにしっかりガードしてくれますよ!
見た目もスッキリで傷防止にもなり、長くキレイに保てます。
ラゲッジマットも標準セットに含まれている
ラゲッジマットは純正でも購入できますが、別料金で13,200円(7人乗り)ほどかかります。
「汚れ防止のために付けたいけど、さすがに高いな…」と感じる方も多いのではないでしょうか。



ラゲッジスペースはレジャー道具やベビーカー、濡れた荷物なども積むことが多いので、汚れ対策としては非常に有効です!


そんな悩みも、FJクラフトのセットならすべて解決できるんです!
- フロアマット
- サイドステップマット
- ラゲッジマット
この3点すべて込みで、24,980円(税込)で購入可能です。
しかも、3列目の固定金具まわりもピンポイントで覆ってくれる仕上がりの良さ。
単なる価格だけでなく、「細部まで気が利いている」という点もFJクラフトの魅力です。
では次に、社外品というと気になる「フィッティングや耐久性」について、実際の使用感を元に解説していきます。
フィッティングや耐久性も問題ない
社外品を使ったことがない方にとって、「ちゃんと付くの?耐久性は大丈夫?」というのは一番の不安ポイントかもしれません。
結論から言うと、信頼できるメーカーを選べば心配は不要です。



実際に使ってみると、「えっ、ここまでピッタリなの?」と驚く方も多いと思います!
FJクラフトのほか、「ホットフィールド」「YMT」などの有名メーカーは、楽天市場やみんカラでも評価が高く、安心して使える社外フロアマットの代表格です。
私自身も、10年近くこれらのメーカーのマットを使ってきましたが、フィッティングも耐久性も一度も不満を感じたことはありません。
たとえばこちらの写真をご覧ください。


金具の位置にピタッと合っていて、まるで純正品のような仕上がりです。
また、シエンタのように2列目にスライドレールのない車種は、マットの構造がシンプルな分、取り付けもカンタン。初心者でも迷わず装着できます。
フロアマットはリセールバリューに関係ない
そして、社外フロアマットを選ぶ最大の理由がこちら。
車のフロアマットはリセールに影響しません。
車を売るときにどのくらいの価値が残っているかを示す指標のこと
つまり、純正でも社外でも、査定額は同じ。
「純正マットが付いているからプラス評価になる」といったことは基本的にありません。
だからこそ、高品質かつ価格の安い社外フロアマットを選ぶことは、車の維持費を抑える賢い方法なんです。



言い方は悪いですが、お金をかけたぶんだけマイナスになるということです……
ここまで、「価格」「装備内容」「品質」「リセール」の4つの視点から、なぜ10系シエンタには社外フロアマットがベストなのか?という理由をご紹介してきました。
次は、実際に取り付けた様子や取り付け時の注意点を写真とともにご紹介します!
FJクラフトのフロアマットを実際に取り付け
ここからは、FJクラフトのフロアマットを実際に取り付けた様子をご紹介していきます。
運転席まわり


フットレスト部分までしっかりカバーされており、フィッティングは文句なし。
まるで純正のような仕上がりです。


留め具部分もピッタリ合うので、ズレることなく安心して使えます。


2列目・3列目
2列目も段差や曲線にジャストフィット。見た目の一体感も◎です。


3列目も違和感なくぴったり収まり、固定金具周りもきっちり加工されているのが印象的でした。


ラゲッジスペース


ラゲッジマットも専用設計で、3列目を使用する時でも金具の干渉は一切ありません。
見た目もスマートで、積載時の汚れ対策にも効果的です。


サイドステップマット取り付けの注意点
FJクラフトのサイドステップマットは、マジックテープで取り付ける仕様です。
シエンタは元々サイドステップマットの設定がないので比較できませんが、例えばアルファードの純正品は「ホック式」といって、ボタンで取り付ける仕様になっています。
穴を開けてしっかり固定するので、取り付け後にマットがズレてしまう心配がありません。
一方、「マジックテープ式」は取り付けが簡単ですが、両面テープがしっかり貼れないとズレてしまうことがあります。




対策は「脱脂」です。
取り付け面をシリコンオフ(脱脂材)でしっかり脱脂してから取り付ければ大丈夫です。
おすすめはコレです。





樹脂パーツに直接スプレーすると車内に飛び散るので、ウエス等に吹き付けて使用するのがいいですよ!
取り付け時間
最後に、フロアマットの取り付け時間をまとめておきます。
車種 | 取り付け時間 |
---|---|
シエンタ | 約10分 |
ヴォクシー | 約20分 |
アルファード | 約30分 |



アルファードやヴォクシーはスライドレールへの埋め込み作業があるため、少し時間がかかります。





一方、シエンタは下の画像のようにスライドレールがないので、ただ敷くだけです!


さらに、裏面にはズレ防止用のマジックテープ付き。





文句のつけようがありません!
ここまで取り付けた感想としては大満足ですが、実は1点だけ「これはちょっと後悔したかも…」というポイントがありました。
次の章ではその点について、正直にお伝えします。
今回の取り付けで後悔したこと
それは……カラー選びです。



「ブラック」にしておけば良かったかなぁと感じています……
今回、我が家の10系シエンタは子どもの送迎やレジャー用途で使う機会が多いため、迷わず「汚れが目立ちにくいグレー」を選択。
実際、砂汚れ・泥汚れが目立ちにくく、この点については正解だったと感じています。



実際に使ってみると、グレーの防汚性はブラックより断然上です!
でも、見た目がしっくりきませんでした。
グレーを選んだことで、シートとフロアが同系色になってしまい、少し地味な印象に。
足元が引き締まらず、全体がぼやっとしてしまったのが正直な感想です。



ブラックだったら、もう少し足元にメリハリが出て、質感もグッと引き締まったと思います
カラー選びは「見た目」と「実用性」のバランスが大事。
- ブラック → 見た目の高級感が増すが、砂や泥汚れが目立ちやすい
- グレー → 見た目は控えめだが、汚れは目立ちにくく実用性◎



カラー選びは「何を優先するか」で変わってくるんですよね
この経験から思ったのは、やはり無料サンプルの取り寄せは超重要ということ。
シートカラーとの相性は写真だけでは分かりにくいので、必ず無料サンプルでチェックするのがおすすめです!



実際の車内に合わせたり、質感や色味を確認しましょう!
【まとめ】純正フロアマットはもういらない
ここまで、10系シエンタに取り付けた社外フロアマットについて、実体験をもとにご紹介してきました。
現在はさまざまなメーカーから社外フロアマットが登場していますが、その中でも今回ご紹介したFJクラフトのスタンダードシリーズは非常に優秀だと感じています。
社外フロアマット最大の魅力は、やはり「圧倒的なコスパ」
純正と比べて半額以下で購入できるだけでなく、「ラゲッジマット」「サイドステップマット」まで含まれているのが大きな魅力です。
たとえば、浮いたお金で…
- ドライブレコーダーを導入したり
- 高性能な洗車アイテムをそろえたり
- あるいは家族とちょっと美味しい外食へ行ったりもできますよね!
一度体感すると、もう純正には戻れません!
「シエンタのフロアマット選びに迷っている」そんな方こそ、FJクラフトのコスパと実用性を体感してみてください!
社外品フロアマットは注文してから到着まで1週間~10日はかかるので、納車日から逆算して注文するのがおすすめです!
こちらの記事では、ライバル社であるホットフィールドのプレミアムタイプをレビューしています。
より高級感を求める方や、質感にこだわりたい方はぜひ参考にしてください!

