自動車フリマのカババって実際どうなの?
こんなお悩みを解決します!
カババは自動車のフリマサービスで、利用者数も右肩上がりで伸びてきています。
そこでカババについてこんな疑問や悩みはありませんか?
- カババは高く売れるのか知りたい
- カババを利用するメリット・デメリットを知りたい
- 車をフリマで売っても大丈夫なのか知りたい
- カババの使い方を知りたい
- 一括査定とどっちがいいのか知りたい
カババは向き不向きがはっきり分かれるサービスなので、よく知らずに利用すると嫌な思いをしてしまう可能性があります。
この記事では、私が実際にカババを利用した実体験をもとに「2024年最新のカババ」の内容を徹底解説していきます。
この記事を読むことで、初めての方でも失敗することなく「カババ」を利用できるようになるのでぜひ参考にしてください。
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カババはどんなサービスなの?
運営会社
会社名 | 株式会社アラカン |
本社所在地 | 本社〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2丁目9-5 アーク栄東海ビル7階 |
設立 | 2019年3月18日 |
資本金 | 1億円(2024年3月現在) |
代表取締役社長 | 田中一榮 |
主な事業内容 | 自動車フリマ事業(カババ) |
古物営業法に基づく表示 | 愛知県公安委員会許可第541161904400号 |
カババは元大手車買取会社ネクステージ出身の田中一榮氏が立ち上げた、株式会社アラカンが運営しているサービスです。
カババはネクステージとサービス内で協力しています
サイト自体は比較的新しいですが、自動車フリマサイト10社のユーザー調査で3冠を達成し、最近急成長しています。
カババは自動車のフリマ
カババはCtoC(Consumer to Consumer)をビジネスモデルとし、消費者同士がモノやサービスを直接売買できるシステムを提供しています。
個人同士が直接取引を行う意味では、「メルカリ」や「ヤフオク」がその代表例です。
しかし、車の売買は高額かつ書類手続きも複雑なので、メルカリやヤフオクのようにはいきません。
このデメリットを解決したのが今回ご紹介するカババ。
個人間売買のデメリットである複雑な手続きや万が一のトラブルなどは「カババ」がすべて仲介してくれるので、売り手買い手ともに安心して利用することができるようになっているのが特徴です。
一括査定との違い
次は一括査定との違いです。
一括査定は「ネット上から専用サイトを利用し、一度の申し込みで複数社に査定の依頼できる」というサービスのことをいいます。
一括査定サイトは「
- 一括査定は買取業者へ(例…ウィーカーズ、ユーポスなど)
- カババは一般ユーザーへ
カババは業者ではなく、その先の一般ユーザーへダイレクトに販売できるのが最大の特徴です。
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カババで気になる5つのデメリット
ここからは、カババを利用するメリット・デメリットについてまとめます。
カババにはフリマ形式特有の注意すべきデメリットがいくつかあるので、一括査定を利用したケースと比較しながら解説していきます。
出品まで時間がかかる
地域にもよりますが、鑑定士に実車確認(取材)してもらうまで約2週間は必要です。
一括査定なら即日で出張査定をしてくれることが多いので、一括査定に比べると圧倒的に時間がかかります。
カババはまだ新しいサービスなので鑑定士(査定兼営業マン)が足りていないようです
地域によっては1か月も待つ必要があるようで、「納車まで1か月を切っている」「急ぎで売却したい」方にはそもそも利用する実益が無いサービスとなっています。
私の地域では概ね2週間待ちです
また、一括査定に比べ取材時間もかかります。
これはユーカーパックと同じ理由です
カババでは取材が完了するまでに90分前後はかかると思ってください。
実際に口コミでも、取材の長さはマイナス部分として書かれています……
なぜなら、購入者は実車を見ずに出品表を頼りに購入するので、鑑定士はトラブル防止のために正確な情報を載せる必要があるためです。
どうしても念入りにチェックする必要があるということです!
一つ目は、時間に関するデメリットでした。
こちらはオークションで車を売るサービスで有名な「ユーカーパック」について詳しく解説した記事です。オークション形式で売りたい方には一番おススメできるサービスなので気になる方は読んでみてください!
売れるかどうかわからない
二つ目のデメリットは、フリマなので必ず売れるとは限らないことです。
カババの売却相手はあくまでも一般ユーザー。
言い方は悪いですが、欲しいと思われない限り売れることはありません。
なかには1年かけて売れた事例もあるようです……
参考までにカババが公表しているデータをご覧ください。
売れたとしても時間がかかるのがわかります。
一方、一括査定では査定額に納得しさえすれば、その場で契約することができます。
即日か数か月か……どちらがタイパがいいかは一目瞭然です!
例えると、カババは買取店が店頭に車を並べてお客さんを待っている状況と似ています。
欲しい人がいないと、いつまでも売れ残ったままです……
でもそれでは安心して出品できないですよね。
でも安心して下さい。カババにはとっておきのサービスがあります。
例えば買取業者は店頭で売れないとき、オートオークションというプロだけが出入りできる場所で車を出品し現金化します。
実はカババにも同じようなシステムがあるんです。
こちらについては売れない時でも安心サポートで詳しく解説します。
気になる方はクリックするとジャンプできます!
成約しても取引完了まで1か月かかる
カババは購入者が承認手続きしてからも時間がかかります。
書類のやり取りは郵送、車両の陸送手配、落札者の車両チェック期間(3日間)などがあるためです。
成約後から入金までの平均期間は3~4週間となっています。
これは急いでいる人や、面倒くさいと感じる人には致命的なデメリットです……
対する一括査定は、この点も非常にスピーディーです。
業者と買取契約して車両を引き渡しさへすれば、多くは3営業日~1週間以内で入金され取引完了です。
即日で引き渡せば、3日で取り引きが完了します!
成約時に手数料が必要
こちらが今現在のカババの手数料です。
出品者は所有権解除手続きを依頼しない限り、完全無料で利用できます
しかし、2024年10月1日より出品者のシステム利用料が変更になりました。
以下がこれから必要になる手数料です。
- 出品価格が200万円未満の場合:55,000円(税込)
- 出品価格が200万円以上の場合:110,000円(税込)
なお、出品料、出品キャンセル料、出品データ入力料については引き続き無料で利用できるので、売却が成立しない限り、出品者は無料でサービスを利用することができます。
サービス向上目的とはいえ出品者にとってはダメージです……
でも、サービス向上により査定までのスピードが上がればカババの欠点が改善されるので、今後どのように進化するのか注目したいと思います。
一括査定の方が高い場合がある
体験レポートで解説しますが、30系アルファードと90系ヴォクシーは一括査定の方が高かったです。
このように個人売買が必ずしも高いとは限りません
しかし、一括査定よりも高く売れた人も数多くいるので、買取店との交渉方法、売却タイミング、価格設定でずいぶんと違ってくるものと思われます。
以上、カババのデメリットをについてまとめました。
やはり時間がかかることが最大の欠点です。
続いてはメリットについて解説していきます。
カババを利用する7つのメリット
ここからはカババのメリットを7つご紹介します。
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中間マージンがいらないから高く売れる
カババでは中間マージンが発生しないので、売り手は高く、買い手は安く購入することが可能。
実際にカババの利用者71%が、20万円以上も他社査定よりも高く売却できています。
特に小売りをしていないオートオークションに出品し利益を得ている買取業者と比較した場合、カババの中間マージンをカットできる仕組みに軍配が上がります。
交渉不要で自分で値付けできる
カババでは取材時に鑑定士と価格交渉をする必要がありません。
強引な営業はありませんよ!
カババの鑑定士はあくまでも売り手と買い手のサポート役なんです。
出品価格も自分で決定するのが基本。
でもいくらで出品すればいいのか、わからない人も多いと思います。
そんな時もカババの鑑定士が頼りになります。
取材時にリアルタイムのオークション相場とカーセンサーでの小売価格を参考に、適切な出品価格をアドバイスしてもらえます。
自分でリサーチして決めた価格で出品してもよし、鑑定士おすすめの売れやすい価格で出品してもよし。
自分の思うように価格を決められるのもカババの特徴です。
プロが丁寧に査定をしてくれる
カババの査定はかなり丁寧です。
なぜなら購入者は実車を見て購入できないからです。
購入者は出品表を頼りに購入します
購入してからキズの見落とし等あればクレームの対象になるので、鑑定士の車両の確認(査定)はかなり細かく行われます。
車買取サービスの中では、ユーカーパックもカババと同じく隅々まで細かくチェックされます
この丁寧な査定により実現できるサービスがあります。
売れない時でも安心サポートで解説しますが、フリマで売れないときの救済措置として大手買取業者ネクステージが単独で査定価格を提示してれるサービスがあります。
通常は、買取業者は実車確認をするまで正式な査定額を提示しません。
なぜなら、キズ・事故歴・オプションの有無に不備があると、査定額が大幅に変わるからです。
カババを介してのネクステージへの単独査定サービスは、取材時に正確な査定をしているからこそできるサービスというわけです。
カババではネクステージ以外にも、一括査定を受けることもできます!こちらも同じく「売れない時でも安心サポート」で解説します!
面倒な手続きはすべてカババが代行してくれる
カババでは、出品作業をすべてプロの鑑定士にお任せすることができます。
本来フリマは出品作業を出品者自身で行う必要がありますが、これが結構面倒だったりします。
ましてや車となるとミスは許されません!
- 車の状態チェック
- 出品データの入力
- 質問対応
- 名義変更手続き
- 陸送手配
- クレーム対応
- 入金作業
これらの面倒でややこしい手続きはすべてカババが代行してくれるので、個人同士の売買でも安心して取り引きすることができます。
しかもすべて無料で代行してもらえます!
車を引き渡すまで乗り続けられる
カババでは出品期間中は自由に車に乗ることができます。
距離制限もなく自由に乗れますよ
もちろん、買取業者に売却したケースでも車を引き渡すまで乗ることはできますが、業者によっては「長距離はやめてほしい」「〇〇キロは超えないでほしい」といったことも実際にあるんです。
たとえば、もう少しで1万キロや3万キロを超える、程度のいい高年式車だと言われることがあります
カババは売れるまで時間がかかるケースが多いですが、距離制限もなく普段と変わりなく乗ることができるので、購入者が現れるのをじっくり待つことができるのもメリットのひとつです。
私も出品期間中は自由に乗っていました!
カスタムをアピールできる
オプションをアピールできるのもカババの強み。
車には「メーカーオプション(MOP)」と「ディーラーオプション(DOP)」があります。
クルマを工場でつくるときに取り付ける装備(例…サンルーフ、純正パノラミックビューモニターなど)
新車が工場で完成して、ディーラーに到着後に取り付ける装備(例…フロアマット、サンバイザー、セキュリティーなど)
車の査定ではメーカーオプションは加点されますが、ディーラーオプションは原則加点されません。
たとえば、メーカーオプションで有名な「サンルーフ」はプラス査定されるのが有名です。
一方、高額なコーティングや純正のフロアマット等はディーラーオプション扱いなので、残念ながらプラス査定にはなりません。
たとえば20万円もする高級コーティング(EXキーパーなど)を施工していたとしても、買取業者で査定すると0円査定です。つまり、20万円は返ってきません。
しかし、一般ユーザーが対象のカババなら、普通はプラス査定にならないオプションを逆にアピールすることができます。
買取業者では加点されない高額なコーティング、音響関係、セキュリティなど、購入者にお得感が伝われば売れる確率がぐっと上がります。
なのでDOPがたくさんある車はカババ向きといえます。
事実、カババでは購入者にアピールできそうなオプションは、鑑定士がしっかりと説明文でアピールしてくれます。
ただし、車検が通らないなど、保安基準を満たしていない車両の出品はできないのでご注意ください!
売れない時でも安心サポート
デメリットで解説しましたが、カババを利用したからといって必ず売れる保証はありません。
これはフリマ全般に言えることです
でも、せっかく出品したにも関わらず、ずっと売れないのは困りますよね。
典型例は次の車の頭金に充当するケースです。
売れるまで新たな車が納車できない事態になります……
しかし、カババではフリマで車が売れなかったケースを想定し、以下のようなサービスを提供しています。
- 出品時に買取査定額を算出し30日間保証するサービス(ネクステージ)
- 出品途中でカババ提携業者への一括査定
典型例は、カババフリマで売れないから別の買取サービスを利用しようと考えたケースです。
このケースでは出品をキャンセルし、たとえば「MOTA車買取」などで一括査定をやり直す必要があります。
でも、カババの一括査定サービスを利用すれば、再び買取業者を呼んで査定する手間が省けます。
私も利用しましたがカババの鑑定士が電話で査定額を教えてくれました!
もちろん査定額に納得いかなければ契約する必要はありません。
ポイントはカババに出品するだけで、ここまでのサービスを無料で提供してくれる点です。
しかも一か月も待つ必要がありません。私は出品してから2日後に査定結果がでました。
確かに出品するまで時間はかかりますが、出品までこぎつければ「フリマ」「ネクステージ」「一括査定」という、まさにトリプルサービスを受けることができるんです。
私はこれがカババいちばんのメリットだと思います!
以上、7つのメリットを解説してきました。
次はXを中心に、ネット上の口コミからカババの評判をみていきます。
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口コミからわかるカババの評判
口コミ・評判はネット上の個人の感想なので、あくまで参考程度にお読みください!
カババの悪い口コミと評判
まずは取材まで時間がかかるという悪い口コミです。
私も2023年と2024年に利用しましたが、まだまだ取材まで時間を要しているので、鑑定士不足はいまだ解消されていないようです。
鑑定士の数は増えてきているようですが、カババのサービスが認知されてきたのに伴い出品数が多くなってきているのも要因だと思われます。
次は売れなかったという口コミです。
私もそうですが、売れなかった人も結構いるようです。
出品価格によりますが、売れたとしても時間がかかるサービスだということがわかります。
最後は悪い口コミではありませんが、だめもとで出品してみたケースの口コミです。
私と同じパターンですね。カババでは「売れたらラッキー」という心理で利用するは間違っていないと思います。
カババの良い口コミと評判
続いては良い口コミです。
売却が成功した事例ですね。カバ活という言葉から、ある程度の期間を経て取引が終わった喜びが伝わってきます。
最後はカババから紹介してもらえるネクステージで高く売れたという口コミです。
こちらの方は一括査定のMOTA車買取よりも、カババ経由のネクステージに軍配が上がったようです。
私もネクステージで売却したことがありますが、たまに衝撃的な査定額が飛び出すことがある買取業者です。
以上、Xでの悪い口コミ・良い口コミをまとめました。
時間がかかる……
これを受け入れるか否かが、
カババ利用の流れを8つのステップで解説
ここからはカババの利用方法をステップ方式で解説します。
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【STEP1】出品依頼を申し込む
カババへの取材の依頼は、公式サイトの「出品をする」から申し込みます。
申込内容は以下です。
- メーカー
- 車種
- 年式
- 走行距離
- 氏名
- 住所
- 電話番号
車に関する入力事項は必要最低限なので、車に詳しくない方でも迷うことなく申し込みができるようになっています。
申し込み完了後、数日中にカババコールセンターより電話があるので、STEP2車の取材日時を決定します。
私は午前中に申し込み、その日の午後に電話がありました!
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【STEP2】取材日(現車確認)を決める
突然のキャンセルで取材枠が空くこともありますが、カババでは出品依頼してから取材日まで時間を要します。
念のため、1か月先までの予定を確認しておきましょう。
私は1度目はキャンセル空きで6日後、2度目は2週間かかりました!
【STEP3】取材日当日の流れ
カババの出張査定は少し変わっていて、カババの鑑定士は公共交通機関で移動しています。
出品者が鑑定士を最寄りの駅やバス停まで迎えに行き、そのまま同乗して取材場所まで移動することになります。
異音が無いかなど、車の不具合をチェックすることも兼ねています
撮影場所は、自宅ガレージ、公園の駐車場、ショッピングセンターの駐車場で行います。
ただし、自宅ガレージに関してはプライバシーの関係で、公園やショッピングセンターの駐車場で査定される方が多いようです。
実際に、カババの出品画像を見ても、ほとんどが自宅以外での撮影となっています。
私は買い物ついでにショッピングセンターの駐車場で取材してもらいました!
取材場所に到着したら、事故歴はないか、傷の有無、内装の状態など、たくさんの写真を撮りながら丁寧にチェックしていきます。
- 車両情報の登録
- 写真撮影
- 出品画面の作成
- 車両に関するアピールポイント
これらすべての面倒な作業は、鑑定士に無料で代行してもらえます。
フリマなのに本当に何もしなくていいんです!
【STEP4】愛車の価格を決めて出品
車両情報の登録が終われば、いよいよ出品価格の決定です。
その場で鑑定士と相談しながら、いくらで出品するか決めていきます。
強調しておきますが「相談」です。ここが買取業者と決定的に違います。
- カババ…相談
- 買取業者…交渉
相談と交渉では、対応する時のプレッシャーが全く違います!
言うまでもなく、相談の方が圧倒的に楽です。
なお、カババの出品価格は以下を参考にしながら決めていきます。
- カーセンサーで愛車と同条件の車両の小売価格
- 最新のオートオークション相場
鑑定士が①②の情報を元に、売れやすい適正価格を教えてくれます。
でも、なかには鑑定士が提案してくれた出品価格に納得いかない人も多いと思います。
たとえば、売りたいと考えていた価格より安いケースです。
その場合は遠慮なく自分が出したい価格で出品すればOK。
実際に私も希望額とは開きがあったので、高めに設定してもらいました
もし途中で「値下げしたい!」「高くしたい!」となっても、出品価格はいつでもマイページから編集できるので安心してください。
なお、カババが定める適正価格で出品した時のみのサービスですが、YouTubeでPR動画の撮影サービスもあります。
PR動画はYouTubeにアップするので、売れる確率がグッと上がるそうですよ!
【STEP5】成約
購入希望者から購入申請があれば、出品者は車両の最新情報を伝えます。
最新の走行距離、もしも新たなキズ等があれば、それらを出品画面に入力し購入希望者へ報告。
これを「差異報告」と呼びます
問題なく購入希望者が内容を確認して承認すれば、無事に売買成立となります。
【STEP6】書類の送付
成約後、カババから売却に必要な名義変更や委任状等の書類が送られてきます。
注意点は書類の返送期限です。
カババでは書類を発送してから5日が返送期限になっています。
期間が設けられている理由は、もし書類の返送が遅れると、購入者の納車日も遅れてしまうからです。
もし書類の返送が遅れる場合は、必ずカババに遅延理由の連絡をしましょう。
書類の返送が大きく遅延してしまうと、カババ利用規約にもとづき違約金5万円を請求される場合があるので要注意です。
購入者のためにもなるべく早めの行動を心がけましょう!
【STEP7】車両の引き上げ
必要書類や購入者の入金が確認されれば、いよいよ車両の引き上げです。
出品者・購入者に車両引き上げ日程候補が伝えられ、引き上げ日・納車日を調整する形になります。
引渡し前は、必ず車内に荷物などの忘れ物が無いかチェックしましょう!
【STEP8】カババから入金で取引完了
入金はカババから振り込まれます。
購入者から直接振り込まれるのではありません
落札者はこちらが車を引き渡す前に既に入金済みで、入金があってから陸送の手続きが行われます。
つまり、フリマだからといってお金が振り込まれないといった心配がありません!
参考までに、この仕組みはオークション型のユーカーパックも同じで、こちらは買取店が事前にユーカーパック側に入金してからこちらへ振り込まれます。
カババもユーカーパックも直接落札者や買取店と会うことはありませんが、上記なような仕組みでお金が振り込まれないといったトラブルについて対策を講じています。
入金のタイミングは、購入者が車両を受け取ってから3日経過後。
3日間の猶予があるのは、車両が引き渡されてから3日間は購入者が不具合がないかをチェックする動作確認期間だからです。
無事に車両に問題がないことが確認できれば、出品価格から成約手数料を差し引いた額がカババから出品者へ振り込まれます。
ここまで、カババの利用の流れを見てきました。
次の章では、私のカババ体験レポートをご紹介します。
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カババ体験レポート
ここでは実際にカババを利用した体験レポートをお伝えします。
カババの詳細な流れは8つのステップで解説したので、この章ではその時にあった出来事を簡潔にまとめたいと思います。
アルファード編
1台目は30系アルファード。
最短で取材日まで2週間でしたが、途中でキャンセルがでたので、結果的に1週間後に取材することになりました。
近くの駅まで迎えに行き、近隣のショッピングセンターの駐車場で取材開始です。
取材と言っても、内容は買取業者が行う事と変わりません。
- 事故歴の有無
- 傷の有無
- グレード、オプション品の確認
- 写真撮影
- 出品価格の相談
このときの取材時間は約2時間です
出品票は取材が終わってから、鑑定士がその日のうちに仕上げてくれます。
午前中に取材が終わり、午後には以下の出品票が完成しました。
出品価格は585万円に決定。
先に結果をお伝えします。
カーセンサーの本体価格に負けないよう常に1位の価格で1か月半出品しましたが、残念ながら成約には至りませんでした。
実は、途中550万円なら買うといった値下げの相談や、私自身も570万円まで値下げもしました。
ただ、30系アルファードに詳しい方ならご存じかと思いますが、2023年は未使用車が非常に高騰してきた時期なんです。
私のアルファードは使用済み車だったのでそこまで影響はありませんでしたが、やはり未使用車につられ相場は上昇傾向に。途中で値下げはやめて、値下げにも応じませんでした。
出品価格はいつでも変更できるのはgoodです!
1カ月後にはカババ提携先のネクステージより570万円で買取りたい旨の電話もありました。
ネクステージは買取業者なので、その後の手続きもスムーズに行くことを考えると570万円で決めてもいいかなと思いましたが、私の希望額はそれ以上だったので断りました。
ちなみに、売却時のオートオークション相場は520万前後(税抜)なので、ネクステージの提示額はほぼMaxに近いです!
しかし、その後も売れることは無かったのでマイページより出品をキャンセル。
未使用車の高騰もあったので、後日この570万円ベースに輸出車に強いCTN一括査定
このときに初めてカババを利用しましたが、やはりフリマで売るには出品価格を安くしないといけないと感じました。
カーセンサーより安くしたのでアクセス数は伸びましたが成約までいけませんでした。
もう少し下げれば売れたかもしれませんが、そうなると一括査定で買取業者が提示できる金額になってきます。
カババを利用する実益が無くなってしまいます……
でもカババの良い所は、途中でネクステージから買い取りの提案や、カババ経由での一括査定サービス(アルファードのときは申し込みませんでした)があることです。
それらを上手に利用することが前提で、カババを利用するのがベストだと感じました。
こちらはカババで出品した30系アルファードの購入記事です!
90系ヴォクシー
2台目はヴォクシーです。
このときは取材まで2週間要し、事前にコールセンターから「売却まで平均2~3か月かかりますがよろしいですか?」と聞かれました。
やはり売却まで時間はかかるようです……
アルファードと同じく近くの駅まで迎えに行き、近隣のショッピングセンターの駐車場で取材開始です。
このときの取材時間は90分です
今回はだらだらと出品してても売れないと思ったので、3週間限定で出品。
出品画面(右上)に「あと16日」と表示されるので、特別感がでて購入者にアピールできます。
出品価格は売れたらラッキー程度の気持ちで340万円に決めました。
前日までの相場は300万円前後(税抜)でしたが、少し高めに設定しました!
なお、出品価格を高めに設定しましたが、そのとき鑑定士から下げろだの強要は一切ありません。
自分の好きな価格でだしていいとのことです!
そして、アルファードのときには利用しなかった、カババ提携業者によるオークション型一括査定に申し込みをしました。
鑑定士からも、「一括査定を利用したからといって必ず売る必要はない」との説明を受けたのでお願いすることにしました。これですね。
私は早速2日後に鑑定士から電話があり「335万円ですがいかがですか?」との連絡を受けました。
断りはしましたが、正直かなり良い査定額です!
でも340万円は出してほしかったので、その後も成約には至らず出品を取りやめ、一括査定のMOTA車買取で売ることがきました。
MOTA利用時は相場が約10万円上がっていたのでラッキーでした!
なんといってもカババ提携業による一括査定サービスが優秀だったことです。
交渉しなくてもいいのが超ポイントです!
アルファードのときに利用したCTN一括査定とシステムが似ていますが、CTNは自分で価格交渉をする必要があります。
一方、カババの一括査定は自動で1位の業者だけ紹介してもらえ、そのうえ査定額まで提示してもらえます。
私は340万円以上が希望だったので断りましたが、このサービス利用するだけでもカババを利用してみる価値があると思いました。
なので時間に余裕があれば、これからもカババを先に利用してみようと思っています!
以上、カババ体験レポートでした。
2台とも売れませんでしたが、実際に使ってみて色々とカババの良い所・悪い所がわかりました。
次からは私が実際にカババを利用して感じたことを、一括査定と比較しながら解説していきます。
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カババがオススメできない人
- タイパを重視したい
- 面倒は避けたい
- 1か月以内に車を売りたい
カババの最大のデメリットは時間がかかることです。
売ってからも書類の郵送など、他の車売却サイトに比べ、時間と手間がかかります。
つまり、「タイパを重視したい」「面倒なことは避けたい」なら、カババを利用するのは避けましょう。
一括査定なら値段に納得できればその場で契約。書類のやり取りもスムーズに進み、入金も3日以内の買取店も多いですよ!
特に、ユーカーパックはカババをお考えなら是非チェックして欲しいサービスです。交渉不要な上、カババよりスピーディーに売却することができます。
カババがオススメできる人
- アピールしたいオプションがついている
- 買取店と交渉するのが苦手
- 一括査定の前に様子をみたい
車の査定ではMOP以外は基本的に査定に影響しません。
たとえば、以下のようなものです。
- 社外アルミホイール
- コーティング
- カースピーカー
- カーセキュリティ
これらは取り付けが高額なのにも関わらず、売るときにプラス査定になりません。
たとえば相場300万円のまったく同じ条件のプリウスが2台あるとします。
唯一の違いは、キーパーコーティングで一番高額なEXキーパー施工の有無。
ピカピカになりますが、軽く10万円を超える高額ガラスコーティングです
でも、買取業者に売却する場合、高額コーティングを施工しているにも関わらず買取金額は同じ300万円なんです。
一方、カババの購入者目線で考えると、同じ条件の2台があれば間違いなくEXキーパー施工車を選ぶ方が多いと思います。
このように、本来リセールに影響しないオプションであっても、カババならアピールすることができます。
また、自分の決めた価格で出品できるのもフリマ形式のカババのメリット。
鑑定士も出品者の味方になって相談にのってくれるので、交渉が苦手でも安心して利用できます。
買取店のようなバチバチに価格交渉するような雰囲気ではありません!
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カババの上手な利用方法
最後はカババの上手な利用方法についてまとめます。
そうそうない車の売却。
失敗せずにスムーズに利用できるように3つのポイントを解説します。
- かなり余裕をもって申し込む
- 愛車の販売価格をリサーチしておく
- 一括査定も利用予定ならカババが先
かなり余裕をもって申し込む
- 取材までの期間(2週間~1ヵ月)
- 出品してから購入されるまでの期間(不明)
- 成約から入金までの期間(約20日)
上記の期間からわかるように、カババを利用するなら、売却予定時期までにかなり余裕をもっておかなければいけません。
私なら納車の2~3カ月前から動きます!
カババは計画的に利用するのがポイントです。利用するならできるだけ早めに動きましょう!
愛車の販売価格をリサーチしておく
売却前に愛車の価値を把握することは大切です。
相場を知るいちばん簡単な方法は、以下のサイトです。
総じて実際の相場より安い印象ですが、匿名で気軽に調べることができるので是非チェックしてみてください。
もうひとつは、カババでも参考にする「
実はこの方法が一番実践的。
販売価格は相場ではないですが、同じような車がいくらで販売されているのか知るのは大切です
調べ方は簡単で、中古車のカテゴリーから愛車と同じ「年式」「カラー」「グレード」を入力し検索するだけです。
安いものから高いものまで表示されるので、自分と同じような装備の車が平均いくらで販売されているかをチェックしましょう。
カババでは最安の小売価格をターゲットに価格を調整します
一括査定も利用予定ならカババが先
ここがポイントです。
カババか一括査定、どちらを利用するか悩んでいる人も多いはず。
- 時間に余裕がある…カババをやってから別の一括査定
- 時間がなく面倒は避けたい…はじめからMOTA車買取などの一括査定
結論、時間に余裕がある人はカババを先に利用し、だめなら他の一括査定を利用するやり方です。
つまり両方利用することを視野に入れます
反対に、時間に余裕がなく面倒手続きは避けたい人はカババの利用はやめましょう。初めから「MOTA車買取」や「ズバット車買取比較」で勝負することをおススメします。
やり方を間違わなければ、他の一括査定サービスで問題ありませんよ!
2パターンに共通する理由は、デメリットで解説しましたが、カババが必ずしも高いとは限らないからです。
カババにはフリマで売れないときのために、ネクステージの査定や提携業者への一括査定サービスもあります。
高く設定したフリマ価格で売れればラッキー。だめならネクステージや一括査定。
もしここで満足いく買取額がでれば成功です!
納得いかなければ、今回の私のようにカババより高くなる可能性にかけて別の一括査定を利用します。
相場に詳しくなくても、ここまでくると愛車の売れる価格がわかってきます。
つまり、相場を把握できているので買取業者と強気に交渉ができるというわけです!
一方、時間に余裕がなく面倒な手続きは避けたいなら、選ぶべきはカババではなく「MOTA車買取」「ズバット車買取比較
一括査定の方が高いケースもあるという理由もありますが、何より一括査定はタイパに優れています。
まとめ
ここまで自動車フリマのカババについて解説してきました。
カババは人によりメリット・デメリットがはっきり分かれます。
ですが、1度の査定で3回チャンスがあるのはカババだけ!
時間に縛られるデメリットがあるとはいえ、カババは計画的に使えばかなり優秀なサービスなんです。
- 一括査定の前に様子をみたい
- 買取店と交渉するのが苦手
- 売れるまで時間はかかっても大丈夫
- アピールしたいオプションがついている
こんな方はカババを利用してみる価値がありますよ!
皆さんが高価買取を実現できることを願っています!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
\ 1度の査定で3回チャンスがあるのはカババだけ! /
カババのよくあるQ&A
\ 1度の査定で3回チャンスがあるのはカババだけ! /